企業文化の定義

企業文化、組織文化という言葉はしょっちゅう議論の対象になる。しかし、その定義とは何だろう?

企業文化については広範囲な学術的な研究が行われているが、その定義については、いまだ統一が得られていないのが現状だろう。

たとえば、下記のような定義付けがある。

集団の行動規範や、そうした規範を維持し続けている根底にある共有された価値観 – John Kotter

組織における人々の行動や仕事のやり方を規定する、必ずしも明確ではない価値観や規範、信条や態度や前提のパターン – Michael Armstrong

外部適応や内部統合の問題を解決するために、とある集団が発明し、発見し、開発した基本的な前提のパターンであり、十分に妥当であると思われているため、それらの問題に対してどのように知覚し、考え、感じるべきかの正しい方法を新たな成員に対して教えられる種類のものである – Edger Schein

他にも様々な定義付けがあるが、共通していることをまとめれば、次のようになるだろう。

企業文化とは、

第一に、社員が共通して持つ信念や価値観の集合体であり、 第二に、組織と社員の活動を特徴づけるものである。

また、Paypalの共同創業者であり、「Zero to One」の著者であるピーターティール氏は、次のように言っている。

企業にとって文化とは持つモノじゃない。企業そのものが文化だ。
-ピーターティール

人が集まるところには文化が出来る。そして、会社ができれば文化が出来るのである。

 

風土と文化の違いは何か?

企業文化と並んで、良く議論に上がるのが、「風土」である。組織風土、企業風土、または社風などと言ったりする。

一般的に、企業文化と企業風土は同じような意味合いとして使われている。しかし、英語で言えば、文化はCultureであり、風土はClimateであることから、学術的には区別されて使われているようである。

会社を一人の人間と捉えたとき、

・風土はその人の感情

・文化はその人の人格

というたとえがあるが、これは両者の違いをうまく表していると言えるだろう。

風土は人の感情のように変わりやすく、一方の文化は人格のごとく変えがたいもの、ということだ。

この辺の違いについては、こちらの記事に書かれていることを参照いただくとよりわかりやすいだろう。

「企業文化」と「組織風土」の違い – なぜ風土だけに焦点を当てると問題が起こるのか?http://culture-study.com/difference-between-culture-and-climate/

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